あなたが苦しむとき、主も苦しみます…
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福音書に、「イエスはますます知恵が進み、背たけも大きくなり、神と人とに愛された」(ルカ2:52)とあります。そして、イエス様が身につけられたある性質に今日は注目したいと思います。英語ではたった2つの言葉で書いています。“Jesus wept.”
日本語では「イエスは涙を流された。」(ヨハネ11:35)
あなたは、イエス様が泣かれたときのことを覚えていますか? そう、それは親友ラザロの墓でのことでした。イエス様はラザロとその二人の姉妹、マルタとマリヤとの美しい友情関係を育み、しばしばベタニヤの彼らの家に身を寄せて休まれました。この友人たちは喜んでイエス様を迎え、食事をともにし、イエス様は父なる神様の奥義を分かち合ったに違いないと想像します…。
ところが、悲劇が起こったのです。ラザロが病に倒れ、不幸にも死んでしまったのでした。それを知ったイエス様は「遅れて」到着し、打ちひしがれたマルタに出会います。マリアはイエス様の足元に身を投げ出し、悲しみのあまり涙を流すのでした。イエス様は二人の友人の苦悩に心を打たれ、そして…イエス様もまた涙を流されたのでした。(ヨハネ11:1~44参照)。イエス様が泣かれたのは、友への憐れみと同時に、やがて起こることを知った喜びのためでもあったのではないかと私は思います。
イエス様はいつもすぐにすべての問題を解決してくれるわけではありません。その一方で、あなたが苦しい時を過ごすとき、イエス様は慈しみを持ってあなたの側におられます:
- あなたが傷ついているとき、イエス様はあなたと一緒に苦しんでくださる。
- あなたが悲しんでいるとき、イエス様はあなたの悲しみを感じてくださる。
- あなたが泣くとき、イエス様は一緒に泣いてくださる。
イエス様は繊細で、愛に満ちておられます。イエス様の身近にいる人々の痛みだけでなく、二人の盲人、一人息子を失ったやもめ、病いに打ちひしがれた群衆の痛みを見て、深い憐れみに心を動かされる方です。
イエス様は変わっていません。イエス様の慈しみは変わらないのです。あなたが直面している状況に無関心ではおられません。御座に座っていながら、あなたをアリのように見ているほど遠くにおられるとは思わないでください!
そうです、主は全能の神であり、慈しみに富み、あなたへの愛に溢れています。忘れないでください。:
- 主の慈しみは尽きることがなく、あなたにとって正しいことをしておられる
- 主はあなたを見つめ、あなたが主を見つめるのを期待して待っておられる
- 主はあなたの状況を気にかけて、あなたがそれを祝福に変えるのを助けたいと願っておられる
神様はあなたが苦しむのを好まれません。あなたの涙に心動かされ、毎日、時の終わりまで、あなたが前進するのを助けるために側にいてくださいます。
今日、イエス様が与えてくださる愛と恵みと慰めを受け取ってください。
あなたの存在を感謝しています!