あなたの花を咲かせましょう！

今日はあなたの心に深く触れるストーリーをシェアしたいと思います。娘のあやめのストーリーです。あやめはミラエブのイメージ画像を担当しています。去年大学を卒業しましたが、稀な難病であると診断されました。遺伝子の問題で聾で生まれましたが、高校生の時歩くことに問題が生じ、大学になって視覚障害も始まりました。このようなことは、人が押しつぶされ絶望してしまうようなことです。でも彼女は奇跡の歩みをし、それについて話します。すでに多くの人々が彼女のストーリーによって励まされています。

５月７日にあやめは Blossom「花開き」障害を持つ方のクリスチャンフェローシップを東京でスタートします。私たちはこの働きを通し、多くの人々が希望、信仰、愛に触れ、またそれぞれが奇跡を見出すことができるようお祈りしています。このような働きを通して祝福されるのではないかと思う方がおられましたら、ぜひ「花開き」を彼らに紹介してください。

下記があやめのストーリーです…

私は聾で生まれた。聾者であることは、人生において大きな葛藤がある。孤独との闘い、理解されない辛さがある。「なぜ、私が？」という疑問がずっとあった。

多くの人は私の障害を知って、「可哀想」と考えるかもしれない。でも、この障害を通して、私は最高の宝を見出した。

人生で最初の２年間、私は、両親が「愛しているよ」と言う声を聞いたことがない。音楽も、鳥の歌声も、波の音も、私の猫が「ニャオ」という声も。２歳になって人工内耳の手術をし、音の世界があることを理解し始めた。そして、１２歳で健聴者の学校に行くことになった。でも、その時から私は孤独を感じ始めた。

私はみんなと違う。自分がその世界に合わない。学校の多くの人、そして何人かのクラスメートは、私が聾であることを知らなかった。なぜなら、私はみんなと違うということを恥じていたから。

私は、問題を見ないように小説を読みあさった。現実から逃れて違う世界で生きたいと。それは現実の世界から逃避する助けとなり、私はストーリーの世界の主人公であるかのように振舞った。でも、読書で孤独を紛らわしたけど、見せかけのように感じた。

私は何よりも葛藤のない人生を願っていた。困難のない心地よい生活を。そして、「私はこんな風に生まれるべきではなかった」と考えた。もちろん神様のことは知っていた。小さい時から神様を信じていたけど、どうして私がこんなに苦しまなければならないのか理解できなかった。両親は私に、「神様は最善の計画を持っておられるよ」と言ったけど、そんな風に感じられなかった。私は神様に、そして神様の私に対する最善の計画に疑いを持っていた。

そして、状況はさらに悪化した。

少しずつ私は歩くのが困難になった。いくつもの病院を訪れ、足の手術もした。また、筋肉と神経の検査のために２週間の入院。その時一番心が沈んでいた。

入院中のある日、旧約聖書・詩篇139篇を読んだ。それが私の目を開き、心の奥に響いた。「あなたこそ母の胎の内で私を組み立てられた方です。私は感謝します。あなたは私に奇しいことをなさって恐ろしいほどです。」

この言葉が、私の考えを全く変えた。神様は私を完全なものとして造られた。たとえ障害があっても。私は、心配、恥、問題、疑い、ストレス、そしてすべてを神様に委ね、神様を求め、私に対する最善の計画に依り頼み始めた。

でも、私の足はさらに悪くなり、目も見えにくくなってきた。どうしてなのか答えを見つけられなかった。

日本では医者が問題の診断ができず、アメリカの病院で精密な検査をし、非常に稀な遺伝子の問題であると診断された。遺伝子の傷によって、聴覚障害、視力障害、筋ジストロフィーの問題を引き起こしている。失明するかもしれない？　私は写真家、グラフィックデザイナーなのに。私の将来いったいどうなるのだろう？

判明した診断結果は、私を砕いてしまうようなことだった。けれど不思議に、神様を信頼することができた！　神様の最善の計画を信じることができた！　神様が私よりも私のことをご存じだから。

神様は私を変えてくださった。高校時代のように、恥を感じることはもうなくなった。神様が、私の恥を、心配を、困惑を癒してくださった。不思議に今、私は平安が与えられている。これらの最悪なことが、神様の特別な計画の一部であると受け止められた。

これからどうなるのか、先のことはわからない。どんな葛藤や苦しみが待っているのか…戸惑うこともある…それが何なのかわからないけど…答えもわからない。でも、すべてを知っている神様がいる。

神様は、私が母の胎にいた時から私と一緒にいてくれた。そして私は神様を頼ることができる…

私は神様を信頼する…厳しい道のりだけど、神様は、この世界の恐ろしい破壊的なことを、美しく素晴らしいことに変えてくださるのだから。

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