神様はあなたの羊飼いです!
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2011年3月11日の東日本大震災直後の数日間、私は救援計画を考えていました。すでにとても多くのボランティアがあの地域になだれ込んでいました。
その人々をどのようにして被災した人たちのところへ向かわせるべきか? どんな言葉をかけるべきか? 何をすべきか? どうしたら苦しみにを最小限にとどめ、この悲惨な状況下で、より大きな霊的インパクトをもたらすことができるかのか?
最初の週はただ被災した人々に仕えるという計画でした。物資を運び、掃除をする。人々に愛を示す。でも、伝道はしない…ただ、聖書の言葉を印刷したカードを相手に渡す。
聖書全体から、世界中の多くの傷ついた人々に慰めを与えてきた、一つの箇所を選びました。…詩篇23篇です。これから数日間この素晴らしい詩篇から励ましのメッセージを受けましょう。
この聖句は、ダビデによって書かれた詩篇23篇の導入の言葉です。この聖句はこれまでにも世界中の大勢の人々を励ましてきました。そして、この聖句があなたにとっても素晴らしい祝福となることを祈っています。
この詩篇は神様について書かれています。神様は永遠の神、全能の神です。
ダビデ王はその神様を羊飼いと呼んでいます。
実は、ダビデ自身が王になる以前、羊飼いでした。ですから、良い羊飼いというものがどのように一匹一匹の羊を大切に世話をするかを知っていました。
また、ダビデは、良い羊飼いが、いなくなった羊を、たとえ危険な暗闇の中ででも、自分が傷つくことも承知で探しに行くことも知っていました。
ダビデ自身も自分の羊の群れを獰猛な獣たちから危険を冒して守りました。
そのことをある時、サウル王に話しています…
「獅子や熊が来て、群れの羊を取って行くと、しもべはその後を追って出て、それを打ち殺し、その口から羊を救い出します。」(サムエル記 第一 17:34-35)
また、ダビデは羊飼はそれぞれの羊をよく知っていて、それぞれに必要な特別な世話の仕方を心得ているものであることも知っていました。
ダビデは、神様が自分の羊飼い、しかも良い羊飼いであることを信じていました。ダビデにとって神様は最高の羊飼いでした!
そして、自分は羊飼いに頼り切っている羊のような存在だと考えていました。羊には鋭い牙などありません。ですから羊飼いから離れてしまうと、何の守りもない弱い存在です。
イエス様はこう言いました…
「わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。
わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものは、わたしを知っています。ちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じです。また、わたしは羊たちのために自分のいのちを捨てます。」(ヨハネの福音書 10:11-15)
イエス様は最高の羊飼いです。そして、あなたのことをよく知っています。大切な羊である、あなたのために自分のいのちを捨ててくださいました。なぜなら、イエス様はあなたを愛しているからです!
あなたの存在を感謝しています!
証
「私は、今とても大きな試練の中にいます。そして、私は一体何者なのだろうか? と考えます。私は、神様に愛され、特別な存在で、神様に名前を呼ばれ、守られ、祝福されているものです! 感謝します!」 (アメリカ リンダ)