神様を疑ったことがありますか?
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あなたは神様を疑ったことがありますか?
他の人たちには奇跡が起こるのに、なぜ私には奇跡は起きないの?と….
先週、癌が癒やされた証をミラエブでお伝えしたあと、一人の読者の方からメッセージをいただきました。
「わたしは奇跡をみたことがありません。
いつもはメールに励まれますが今日の癌のテーマは私にはとても繊細すぎました。
神様にお祈りしたけれど父は癌で亡くなりました。
そのあとも私は鬱と自律神経失調症をおこし仕事もできず、
ようやくしたかった結婚を目前に彼のモラハラで毎日吐きそうで泣いています。
神様には毎日お祈りしてますが何も起こりません。
唯一、少し眠れるようにしてくださいましたが
わたしには奇跡は起こらないのでしょうか。
いつまで暗い先の見えない道を歩めば救われますか。
毎日聖書を読んでます。何か不足していることがあるのでしょうか。」
私はこの姉妹の証にとても心が動かされました。気持ちが伝わってきたのです。私たちは誰でも信仰を持って生きてゆくときに、いろいろな場面で壁にぶつかります。
「神様、どうして?」
何度も何度も神様にたずねます。
それはまるで、遠藤周作さんが書いた小説「沈黙」のようです。
私自身の証をお話しした方がいいでしょう。
私は、いくつかの癒しの奇跡を見てきました。
私自身も一度、身体が超自然的に癒された経験をしました。
また、私の兄が脳梗塞、脳損傷から癒され、長年にわたるアルコール中毒から癒される様子も目にしました。それらの癒しは一瞬の出来事でした。
奇跡は確実に起こります。しかし、ある時は、奇跡はただ他の人に起こるだけだと感じる時があるかもしれません。
ご存知ないかもしれませんが、私は一年半ほど前にごく簡単な手術を所沢の大学病院で受けました。しかし、その手術のミスで神経を損傷してしまいました。私は片方の手の機能を失ったのです。
私は著者です。しかも神様のために書く仕事をしているのです。それなのに…なぜこのようなことが起こったのでしょう?
この一年半は私にとって、長く、傷つけられ、葛藤のときでした。
しかし、毎日、このミラクル・エブリデイのためにパソコンで打ちました。毎日、片手だけで打ち続けたのです….いまだ、癒されることなく….
さらに、今、大学生の私の娘あやめは、このミラエブのイメージ写真を担当してくれていますが、聾で生まれました。
多くの人が娘の癒しのために祈ってくださいました。
父親としてもしできるなら、自分の耳を娘にあげたいと思いました。
しかし、天の父なる神様は癒さないことを選んだのです。
それでも、神様は私が愛する以上に、娘を愛していることを知っています。
ですから、神様はさらに良い計画を持っているに違いないのです。
一瞬にして起こる奇跡は本当に素晴らしいです。そしてそれは私たちの多くが今すぐに望んでいることでしょう。
しかし、実を言うと、奇跡は私たちの周りで毎日起こっているのです。
私たちの命、私たちの呼吸、それらは奇跡です。
苦しみの中で起こる奇跡というものは最も素晴らしいものに違いありません。
娘が癒される姿を心から見たいと望んでいます。しかし、それよりももっと素晴らしい何かを神様が計画していることを信じています。
皆さんは、ミラエブを毎日読んでおられますが、それは、苦しんでいる人たちによってできているものです。
そのような苦難の中で生きてゆくことは簡単なことではないことも知っています。
同時に、神様は手軽に欲しいものを出してくれる、自動販売機のような存在でないことも知っていると思います。
私たちの祈りを機械に入れ、ボタンを押し、期待して待っていれば欲しいものが出てくる…わけではないのです。
私は苦しむときにこの聖書の言葉を思い出します。
「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、あなたがたの道は、わたしの道と異なるからだ。
──主のことば──
天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」
(イザヤ書 55:8~9)
私たちの思いと神様の思いには大きな違いがあることに気づきましたか?
私たちは神様の思いを知らないし、神様の思いを知ることはできないでしょう。でも、いつかそれがわかるときがきます。
そのときまで、一つ私たちにできることがあります…..信頼することです。
それは神様が他の何よりも求めていることです。神の子どもたちが、見える状況にかかわらず、また、敵の囁きに惑わされず神様に信頼することを。
そして、信頼するということは信仰です。信仰が最も大きな奇跡を経験するただ一つの道なのです。
あなたの存在を感謝しています!