赦しの川が流れるように…

関係における奇跡のための７つの習慣　二日目

あるカップルの言葉を聞いて、笑いました。「離婚は全く考えたことがありません。たまに殺人は考えたことはありますが。」

確かに結婚によって、人生における大きな葛藤を経験し、私たちは成長し、変わります。ある人は、結婚して、相手を変えようとしますが、実際は、結婚で自分が変わるのです。赦しは、自分が変わる主要な方法の１つです。

時には伴侶があなたを傷つけ、忘れ、無視したりします。相手はあなたの赦しが必要だし、時にはあなたも相手の赦しが必要です。多くの人は気づいていませんが、赦しは実際、傷ついた人が自分のためにできる最善のことです。復讐は、チャンバラドラマでは重要視されますが、人や結婚を惨めにします。「赦しは囚われ人を解放します。後になってわかるかもしれませんが、あなた自身が囚われ人なのです」と言われます。なぜ赦さなければならない？　そうするときに、一番幸せになるから。時に悪意を持ち続け、何度も何度もそれを思い起こす誘惑があります。繰り返し思う（リハース）のではなく、放た（リリース）なければなりません。

何年も前に私たちは東北に引っ越し、家を借りました。すぐに家族みんな、特に幼い子どもたちは蚊にひどく刺されました。虫刺されは今まで体験したものとずいぶん違い、化膿しどんどん悪くなってひどく痛みました。私は蚊のもとをたどり、退治しようとしました。なるほど、庭に側溝があり、鉄の格子の蓋がありました。格子蓋を持ち上げ、見てみると、ぼうふらがうごめいていました。私はすぐに悪の温床に熱湯を注ぎ満足しました。状況は一変し、その後あまり刺されなくなったのです。しかし、数週間後にぼうふらがもどってきたので、再び熱湯を注ぎました。

このことで、状況を定期的にチェックし、問題の根源を早めに解決すれば安全であることを学びました。結婚にも当てはまります。フラストレーションが怒りとなり、怒りが苦々しさとなり、さらに苦々しい思いがたまる。私たちは定期的に心をチェックする必要があります。心の庭の鉄格子を上げ、うごめいているものがないかどうか調べてみましょう。もしそれを見逃すなら、それは私たちの血を吸い、子どもたちの血も吸うのです。病気が広まり、人生さえも奪ってしまいます。世界中多くの国々で、蚊に刺されることが致命的となっています。実際、小さな蚊の一刺しが、恐ろしいサメの一撃以上に多くの人々の命を奪っているのです。

赦すことを学ぶことで、あなた自身の人生だけでなく、他の人の人生も救うことができます。起こったことの痛みを取り去ることはできなくても、痛みが増し加わることを防ぎ、何か肯定的なことを提供します。「赦しは過去を変えることはできないが、未来を変える」と言われているように。

昨日、「親切をする」ことを見ましたが、それに加え、聖書は言います。

「互いに親切にし、優しい心で赦し合いなさい。神も、キリストにおいてあなたがたを赦してくださったのです。」（エペソ4:32）

神様があなたを赦してくださいました。

今日、何か解き放つべきものがありますか？　あるならば、そうしましょう。

あなたの存在を感謝しています！