イースターの喜びをあなたに
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あなたは春のどんなところが好きですか?私は春に立川の昭和記念公園のチューリップを眺め楽しむことが大好きです。でも、今年はできないでしょうけど…。
世界は変わってしまいました。桜でさえ今年は眺められることなく散っています。
この特別な朝にガーデンへ出かける事ができたら素晴らしいでしょうが。
全人類の歴史の中で最も大きな出来事が、ある朝、あるガーデンで起こりました。
マグダラのマリアの心はバラバラに引き裂かれていました。救い主が亡くなったのです。
最初にイエス様に出会った時、彼女は地獄をさまよっていました。七つの悪霊に苦しめられていたのです。
想像してみてください。悪霊が取り憑いているのです。それも、一つ、二つ、三つ…七つもの化け物がうちにいるのです…
しかも、その化け物は身も触れるものも全てを破壊しようとしています。涙、叫び、助けはなく、希望もありません。そこへ、イエス様が来てくれました。イエス様は悪霊に命令するだけで彼女を自由にしました。
そして、彼女の存在に価値、尊さ、生きる意味を与えました。彼女が心からイエス様を愛さないわけはないでしょう!
しかし、そのイエス様は死んだのです。遺体はお墓の中に安置されています。彼女は暗がりにつまずきながらそのガーデンの小道を進みます。
「週の初めの日、朝早くまだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓にやって来て、墓から石が取り除けられているのを見た。」(ヨハネによる福音書20:1)
暗闇の中で目を凝らして見てみると、お墓の入り口が開き、その中は空っぽになっているのです!彼女には何が何だか、わかりません。混乱し、困惑しました。
もしかしたらイエスさまが…?まさか、そんなことはありえない。確かにイエス様は死んで、きっと誰かがイエス様の遺体に何かひどいいたずらをしたのでしょう…。
このストーリーの続きはご存知ですね。マリアはこのニュースを伝え…騒ぎになり..そして再び彼女はお墓で一人になり、泣いていました。
ところが突然、イエス様が現れ、やさしく彼女の名前を呼びました。しかし、考えてください。この瞬間は、歴史上で最大の出来事です!勝利の祝いです!しかし、蘇られたイエス様はビア・ドロローザで勝利のパレードをしませんでした。ピラトやカヤパの家の扉をたたきませんでした。聖なる神殿で勝利宣言をするための行進もしませんでした。
イエス様はガーデンで、たった一人の悲嘆にくれた女性に優しく声をかけました。彼女を名前で呼んだのです。彼女の喜びを想像してください!忘れることのできない喜び、イースターの喜びを!
そして、イエス様は私たち一人一人の名前を呼んでおられます。心の優しい、私たちの救い主。そして、私たちに約束してくださいます。この全てのことによって私たちの世界が永遠に変わることを。
十字架にかかる前にイエス様は弟子たちに言われました。
「あなたがたも今は悲しんでいます。しかし、私は再びあなたがたに会います。そして、あなたがたの心は喜びに満たされます。その喜びをあなたがたから奪い去るものはありません。」(ヨハネ16:22)
マリアのように私たちも不滅の喜びを持っています。失うことも、壊すことも、取り去ることもできない喜びです。なぜなら、イエス様は甦られたからです。イエス様は確かに甦られたのです。このたった一つの出来事が全てを変えました。
この世でどんなことが起こったとしても、私たちの人生でどんなことがあろうとも、私たちの救い主は生きておられます。全ては完了しました。私たちは出来事の結末を知っています。
それは、とても、とても素晴らしいことです。それは、最高の結末です。喜びに満ちたイースターをあなたに!イエス様があなたに与えている喜びです。
あなたの存在を感謝しています。