常に励まそう!
Home | ミラクル エブリ デイ | 常に励まそう!
関係における奇跡のための7つの習慣 四日目
心が温まるこんな話があります。毎日、夫が仕事から家に帰るとき、玄関で「ただいま」というのではなく、「世界一幸せ者のお帰りだ!」と叫ぶのです。今まで何年もそうして来たという。妻は、「それを聞いてとてもうれしい」と言います。シンプルな習慣だけど、大きな成果があります。彼はただ肯定的なだけでなく、「僕は世界一幸せ者だ。君と結婚したんだから」と伝えるのです。それが妻を喜ばせています。
みんな励ましを必要としています。外は厳しい世の中。普通人々は疲れ、落胆し、落ち込んでいます。家庭が安全で元気を回復する場、励ましの場である必要があるのです。夫と妻が互いに励ましあうとき、困難な問題――経済的な問題、子どもの問題、義理の両親や仕事の問題—-に立ち向かうことができるのです。
励ましは、真に神様の道なのです。
「互いに愛と善行に励むように心がけ、……むしろ励まし合いましょう。かの日が近づいているのをあなたがたは知っているのですから、ますます励まし合おうではありませんか。」(へブル10:24-25)
励ましとは何でしょう? まず、癒しです。みんなどこかで傷ついています。経験をとおして、言葉によって傷ついています。とても深い傷かもしれません。癒えることなく、傷が隠れているかもしれないけれど、そこにある。自分は人間として受け入れられているのだろうかと疑っているかもしれません。だから、伴侶に、「あなたはすばらしい人」と励まし、確信させてあげましょう。もし、常に肯定的に伝えたら、相手は元気づけられ、新たな力を受けるでしょう。
励ましのもうひとつの要素は、慰めです。あなたの伴侶は疲れ果てているでしょうか? 伴侶が肉体的に、精神的に、感情的に、特に疲れるときはいつでしょう? 彼らの必要を満たすよう助けましょう。熱があるときに冷たいタオルが心地良いように、リフレッシュする時間をあげるのはどうでしょう。もしできるなら、彼らの責任を代わって受け持ち、リラックスできる時間を提供しましょう。あなたが疲れていても、相手が安らかに眠るまで、肩や足をマッサージするのはどうでしょう。疲れを取り、新しい気持ちで始められるように。
最後に、励ましは応援すること。私たちは、夢をかなえる過程で、それぞれ落ち込んだり、横道に反れたりします。願いは決して実現しないように感じることもあるでしょう。夢がかなってもかなわなくても、みんな、自分を信じ、応援してくれる誰かを必要としています。失敗を繰り返しても、私たちを立ち直らせ、前へ押し出してくれる確信に満ちた声と、信頼のまなざしを必要としているのです。
相手を癒すのではなく傷つけ、慰めるのではなくストレスを与え、応援するのではなく非難するカップルがいます。そうではなく、かえって相手を癒し、慰め、応援しましょう。そうすれば、伴侶は強くなり、感謝し、あなたの結婚と家庭も強まり、感謝にあふれた場となるでしょう。相手がそうされるにふさわしくないと思っても、「彼らがなるべき姿」を見て、接しようではありませんか。そうすれば、ほんとうに「なるべき姿」と変わっていくかもしれません。伴侶を励ますことが、あなたの一番優先すべきこととなるなら、どんな結婚生活になるか想像してみてください。
あなたの存在を感謝しています!