祝福となるにはどうしたらよいのでしょう?
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私たちは毎日どのくらいの数の言葉を口にしているでしょうか。
カリフォルニアのある研究によると、女性は一日に約二万、男性は約七千の言葉を発しているとのことです。もしかすると、他の国に比べるとアメリカは少し口数が多いかもしれません。いずれにしても考えてみてください。この言葉一つ一つがチャンスとなり得るのです。
言葉にはどれほど大きな力があるのでしょう。国を変え、世界さえも変えるほどの力があるのです!
同様に、私たち一人一人が語る言葉にも力があります。国全体にインパクトを与えることはないかもしれませんが、私たちの語る言葉は周りの人に影響を与え、その人たちも、その周りの人々に影響を与えて、それがどんどん広がっていくのです。ということは、ある意味で私たちの言葉は国や世界にも影響を及ぼしているのかもしれません。でも、ここで厳粛な気持ちにさせられます。というのは、私たちの言葉が与えるインパクトには、良いものもあれば悪いものもあるからです。
それでは、私たちの言葉がプラスに働くためには、どのようにすればよいでしょうか。あなたの言葉が他の人にとって祝福となるにはどうしたらよいのでしょう? 祝福するということは、相手の中に良いものを見いだして、それを認め、肯定することとも言えます。
聖書の中にその答えとなるヒントがあります。
「最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい。」(ピリピ人への手紙4:8)
そして、これらのことを相手の人の中に見い出すことができたなら、それを相手の人に伝えるのです!
「また、互いに勧め合って、愛と善行を促すように注意し合おうではありませんか。ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。」(へブル人への手紙10:24-25)
神様に従う弟子として私たちが目指していることは、まず神様のアガペの愛で心満たされ、それから他の人を励ましていくことです。
多くの人々は苦しみもがいています。周りはとげとげしい言葉に満ちているつらい世の中なのです。それらの言葉は人々の心の奥に傷となって残ってしまいます。私たちの社会では、文化、メディア、そして教師、親、上司、配偶者など、私たちを取り巻くすべてのものを通してメッセージが発信されています。そして、そこには落ち込むようなメッセージが含まれているかもしれません。人々は心の奥底で、自分は受け入れられているのだろうかと不安に思います。自分には足りない部分があるのではないかと疑いを持ちます。
あなたの励ましの言葉を必要としている人がいるのではないでしょうか。あなたの一言がその人の世界を変えるかもしれません!
忙しさの中で、私たちは、人というものがどんなにかけがえのない存在であり、そして与えられているチャンスがどんなに貴重なものであるかということを忘れてしまいがちです。時間を取って、今日、誰かに祝福の言葉をかけてみませんか!
今日の問いかけ:
あなたの周りの親しい人たちに、どうしたら祝福の言葉をかけることができるでしょう。あなたの家族の中で誰が感謝の言葉を必要としているでしょう。彼らのどんな所がすごいと思っていますか。それはどうしてですか。
一緒に祈りましょう。
「お父様、人はすべて、あなたがその御手で造られた大切な一人一人です。でも私たちは罪深い世界に住んでいるため、心が粉々に砕かれています。でもあなたは祝福の神様です。あなたは一人一人の中に素晴らしいものを見い出しておられます。私もそのように人々を見ることによって、あなたの祝福がうちからあふれ出るようにしてください。アーメン」
あなたの存在を感謝します!