再び落胆が戻ってきた場合にはどうしますか? (落胆を乗り越える シリーズ)
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落胆することは、いとも簡単になりやすいです。
私が高校時代に読んで気に入ったSF小説が、しばらく前に映画になりました。『デューン』です。多くの人は、作者のフランク・ハーバートが60年代に出版社を探していた時、なんと23回も断られたという事実を知りません。想像してみてください。懸命に取り組み、心を込めて完成したのに、何度も何度も断られたその状況を。その後ついに、ハーバートは、自動車のマニュアル印刷会社から、その本を出版することができました。そして、その作品は史上最も売れた、SF小説の一つとなったのです。確かに、『デューン』がヒットするまで、ハーバートが23回も落胆した様に、もしかしたらあなたも、落胆する理由がいくつもあると感じているかも知れません…。
「わがたましいよ、なぜ、おまえはうなだれているのか。なぜ、私の目の前で思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。御顔の救いを。私の神よ。私のたましいは私の前でうなだれています。それゆえ、私はヨルダンと、ヘルモンの地から、ツァルの山から、私はあなたを思い起こします。」(詩篇42:5-6)
「私の神よ、私のたましいは、私の前でうなだれています……」
時々、理由も分からずに落胆が再び私たちの心の扉を叩くことに気づいたことはありませんか? もう終わったと思っていたのに、再び訪れてしまったら、あなただったらどうしますか?
詩篇を読んでいると、とても正直に表現されているのに気づきます。ダビデ王をはじめとする人々は、自分の気持ちを素直に認め、それを神様に隠さずに伝えています。私は、友人に話すように神様に話しかけ、悲しみや不満を正直に打ち明けることは良いことだと確信しています。神様の心にかなった人であるダビデは、このことを理解していました。「不義を行う者よ、みな私から離れよ。主は私の泣く声を聞かれたのだ。」(詩篇6:8)
イエス様ご自身もゲッセマネで苦悩しました。「『誘惑に陥らないように、目を覚まして、祈っていなさい。心は燃えていても、肉体は弱いのです。』 もう一度、離れて行って祈られた。『我が父よ、どうしても飲まずには済まされぬ杯でしたら、どうぞみこころのとおりをなさってください。』イエスが戻って来て、ご覧になると、彼らはまたも眠っていた。目をあけていることができなかったのである。」 (マタイ26:41-43)
時々私たちは特に弱いと感じることがありますが、イエス様のことを考えてみてください。あなたのためにすべての苦しみを受けたのです。ですから、あなたが落胆する必要はありません。しばし、私たちは、弟子たちのように、悲しみのために眠っているかのような状態になることがあります…私たちは、痛みに直面するよりも、痛みから逃げることを好みます。でも、落胆は一時的なものです。それを根付かせてはいけません。永続的にならないようにしましょう!
神様は、あなたが再び勇気を持って立ち上がり、再び前に進み始め、人生を再び尊いものとして見ることを望んでいます。生きる価値があります。
神様はあなたに、将来を用意しているのです。
「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。
ー主の御告げー それはわざわいではなく、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」(エレミヤ29:11)
あなたの傍には、あなたを御力で満たそうと願っている神様がいます。あなたの成功を妨げるものは、何もありません。
あなたの存在を感謝しています。
証
「私があなたのメールを毎日読むようにしているのは、このメッセージがその都度、私の人生で起こっていることにいつも触れてくれるからです。私の誕生日である今日は、このメールをチェックするようにしました。3日前、私は愛する人との激しい別れを経験しました。まさか自分がそんな経験をするとは思ってもいませんでしたが、神様はその間ずっと私と一緒にいてくれたのです。それは過去にも神様はそうしてくださったので確信がありました。しかし、32歳になった今、目を見開き、自分と自分の将来を大切にし、自分が期待していた方法ではなく、神様が意図した方法で人に仕える様になる為に、目覚ましコールが必要だったのかもしれません。本当に神様に、そしてあなたのeメールに感謝します。あなたのように人を元気づけることを使命としている人たちの事を感謝しています。私たちは皆、苦悩を抱えており、神様の愛を必要としています。神様の光は、私たちが人生の平安と前向きな将来への希望を持つべきであることを、日々、互いに気づかせてくれることで輝いています。」(フランシス)